ステージクラス記録 キトリの友人・ドルシネア姫

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2023年6月から8月

今回のステージクラスもみんなで楽しくチャレンジしました。

暑さ厳しい中、滝汗をかいて今回がんばったのは

ドン・キホーテより2曲の踊り

ドン・キホーテは楽しみやすいストーリーやキャラクターに、場面ごとの異なるテイストに、スパニッシュの爽快な音楽やテクニックなどと…良く知ってる!大好き!という方も多いのでは?

踊りたい場面たくさんありますが…今回は

①第1幕 キトリの友人の踊り

②夢の場 ドルシネア姫のヴァリエーション

の2本立てで開催しました。それぞれ違った雰囲気や、一人と二人での踊りをそれぞれ楽しんで頂けたでしょうか?

①友人の踊り

舞台はバルセロナの広場。かっこいいスパニッシュの表現や、パワフルでダイナミックな動き、スピーディなステップ、パートナーとのフォーメーション、扇子の持ち方や使い方。練習することはたくさん…聞いただけで踊りだしたくなるような音楽ですが、踊りきるには体力もかなり必要でしたね。ひとつひとつを叩き込み、何度も何度も踊りこんでは、次はここをもっとこうしようと、みんな本当に熱心でした。

1曲の中でもテンポがどんどん変わっていく中、足踏みを徹底的に合わせていくことで、見ていても踊っていても気持ちの良い、リズムよいアクセントのはっきりしたステップができるようになった。

それぞれステップをしっかりとこなせるようになったので、パートナーとの動きの中での移動などが調整できて、綺麗なプレイスメントで踊れました。カッコよくポーズを決める所、楽しそうにお話する所など、どのペアもそれぞれ魅力的でした。(通す時はすっかり観客になり楽しませてもらいました。)

②ドルシネア姫

音楽にのせて優雅にのびやかに流れるように踊りながら、ポーズは切り取るようにはっきり見せなければならない。歩き方や余韻の残るような、呼吸のある動き方。バロネやマネージュの一定のリズムを保つこと。普段のレッスンでもよく言っているポイントがたくさん詰まったヴァリエーションでした。最初はステップを追っている…という所からそれぞれ磨きをかけ、最後はひとりひとりしっかりと踊るということができました。終盤のトゥール・ピケ・アンドゥダンはチャレンジしようの予定でしたが、みなさんいつの間にか円を描いてフィニッシュまで辿り着くようになりました。

ほんの少しの音の取り方の微調整を何度も工夫してもらい、どこに余白を取るのか、どれを印象づけるのかなどしっかり意思のある動き方がたくさん見えました。

マネージュを段階を追ってステップアップしました。スムーズに連続できる回数、コース通りに移動できる距離、毎回みんな成長。1曲の踊りの中でコントロールできることを全員達成。

メッセージ

ステージクラスは1回完結ではないので、振付から最終日の披露まで、みなさん本当に毎回成長。

ひとつクリアしたと思えば、また次のアドバイスが飛んでくる。

みんなどんどん逞しくなってきて、あそこをこうしたい。次はもっとこうしたいがどんどん出てくる。

60分みんな止まりません…うれしい限りです。

たくさんの踊りを踊ること、よりたくさんの動きを磨くことで、引き出しをどんどん増やしていってくださいね。

やったことあるというステップが増えることも、どうやって動きの修正をしたかという経験も、多くて損することはありません。

たのしく踊りながら、そんな経験をたくさん積んで行きたいですね。

次回もお楽しみに…私も楽しみにしています。

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