2026年1月
年が明け気持ち新たに…バレエの目標を立てられた方もたくさんいらっしゃるかと思います。
ステージクラスは、日頃のレッスンでのがんばりや成果を実感しやすいかと思いますし、レッスンでの注意や何のためにそれが必要かなど、具体的な目標を見出すのには最適かと思います。舞台化されている作品を踊るのは楽しいですし、是非たくさんの方にチャレンジしていただきたいです。
そんな中、2026年最初のステージクラスは
海賊より 生ける花園 メドゥーラのヴァリエーション
です。海賊続きでしたが…みなさん楽しんで頂けましたか?
今回のメドゥーラも、前回のグルナーラも、その他にも…海賊全幕の中には素敵なヴァリエーションがたくさんありますよね。
今回は事前にお勉強してくれた方もいらっしゃって、振付はあっという間でした。
私的にはテックニックなどが少し心配なパートもあり…実は代替案もいくつか用意して臨んだのですが。
まったく必要なく…心配無用のスムーズさでした。
最初のパートでは、繰り返し安定が難しい…でもバランスばかりを考えてしまうと、ポールドブラが消極的になってしまったり、時に忘れてしまったり…
手、足、上体のタイミングもたくさん練習してもらいました。はじめは慣れずにうまくいかないという感じでしたが、繰り返し体に投げかけ、見せたいポーズを、見せたい音の中でしっかり見ることができました。
つなぎの移動のパートにはやや苦戦…慣れたパでも、方向、導線、距離、速さなど、、、思い通りに動いていくのは難しい。ほんの少しのズレも、ポーズにたどり着いてみてから「あれ⁇」となり…ひとりひとり細かく修正していきました。
その次のパートは音楽性。流れるような曲調に合うように、音の波に合うように…足さばきを正確にしていくことから始まり、最終回までにはとてもなめらかに踊ることができるようになっていました。
苦手な方向転換の嵐でしたが、、、成長を感じずにはいられません。
最後のパートは少し振付をアレンジさせてもらいましたが、フィニッシュに向けてみんなよくまとめていましたね。
バロネのタイミングは何度やってもなかなか難しい…動足と軸足。プリエとルルヴェ。右足と左足の長さは同じはずなのに…やっと合ってきたと思ったら、今度は繰り返すうちにわけわからなくなってきた…わかっているのにスタミナ切れで言うこと聞いてくれない…などなど。でも合うまで何度もやるみんななので大丈夫。時間をかけて何度も何度も体に教えていったことは、そのうち当たり前として体にはいっていくし、いつしか得意になりますよ。
フィニッシュは前回のグルナーラで猛練習したポーズと同じだったこともあってか、みなさんバッチリ決めました!
上体のラインなども日頃のレッスンの成果、とっても綺麗でした。
メッセージ
まずは日頃磨いている技術を使って、古典作品を純粋に楽しんでほしい。でも、どんな作品にチャレンジしても、必ず学ぶことがありますよね。難易度云々ではなく…日々のレッスンやトレーニングが明確に繋がってくる。そして、いろいろな踊りを踊るこどで積める経験値。
それは私にとっても同じで、作品選びに始まって、振付、指導、最終回に通して踊ってもらう。の中で、学びがたくさんあります。技術的にレッスンで強化すべき課題が見つかったり、どのようなレッスンメニューの効果が高かったのか、もっとチャレンジできるところとベースを伝えないといけない事、などなど…慣れ親しんだ生徒さんも、それぞれどんどん変わってきているし。。。通常クラスとステージクラスの相乗効果になるようにしなくては。
なんどでも言ってしまうんですが、、、成長が明らかで…かつ目の前でたくさん見られるので嬉しいんです。
レッスンで言っているアドバイスが当たり前のように踊りの中で見れたり、去年はまだあんな感じだったのがこんなになっていたり、踊っている本人は一生懸命に必死かと思いますが、、、
バレエを踊る者として、形になるまでの努力って簡単ではない事を知っているから…
目撃すると本当に、かなり、嬉しい。。。
次回は眠り、リラの精(プロローグ)にチャレンジです。一緒に楽しみましょう!
